子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」
5章 目指すところ
(コラム)大人になるとはどういうことか?
大人になるとは
大人になるために必要なこと
(1)自分で考えて、自分で行動して、自分で責任をとる
(2)他人の立場、気持ちを理解することができる
(3)常にまじめにならない
※人間というのは常に全力を尽くして生きていくことはできません。
生きていくうえでは、ある程度、いいかげんな自分を受容することが必要です。
誰しもが大人になることを目指しますが、発達障害の子どもにとっては難しい問題として、目の前に立ちはだかります。
(1)自分で考えて、自分で行動して、自分で責任を取ること
発達障害の子どもは、自分ではなく、周囲のせいにする傾向にあります。
(2)他人の立場、気持ちを理解する
発達障害の子どもは、人の立場になることはできたとしても、心に共感することができない傾向にあります。
(3)常にまじめにならない
発達障害の子どもは、考えが堅い、柔軟性がない、常に正しいことしかしない傾向にあります。
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1章 はじめに
2章 子どもはどのように成長していくのか
1歳頃
2歳頃
3歳~
4歳~
6歳~
10歳~
3章 発達障害の基礎知識
4章 主な発達障害
ADHD(注意欠如・多動性障害)
LD(学習障害)
PDD(広汎性発達障害)
5章 目指すところ
6章 発達障害が疑わしいと感じたら
子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」