子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」
4章 主な発達障害
PDD(広汎性発達障害)の子どもとの付き合い方2
体を使った予習をする
PDDの子どもに対しては、予習をさせることが大切です。
つねに、予習をしてから物事をすすめると、うまく学習をすすめることが多いです。
(事例)ある幼稚園の子どもの場合
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幼稚園でいす取りゲームをやっていました。 PDDの子どもは、いす取りゲームに参加せず、教室のすみで黙って見ているだけだったそうです。 ところが、自分の家では「今日、いす取りゲームを僕やったんだよ」と親に話し、完ぺきにいす取りゲームを再現できたと聞きました。 PDDの子どもは想像力が乏しいため、すぐにルールを理解することができません。 しかし、1回体験すればほとんどのことが、できるようになります。 |
気持ちを伝えてあげる
多くのPDDの子どもは、他人の気持ちを想像することができません。
しかし、相手をする人間がPDDの子どもに対して、自分の気持ちを口で説明してあげることで伝えることができます。
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1章 はじめに
2章 子どもはどのように成長していくのか
1歳頃
2歳頃
3歳~
4歳~
6歳~
10歳~
3章 発達障害の基礎知識
4章 主な発達障害
ADHD(注意欠如・多動性障害)
LD(学習障害)
PDD(広汎性発達障害)
5章 目指すところ
6章 発達障害が疑わしいと感じたら
子どもの成長と発達障害「発達障害は病気ではない」